フィリピン最大のマイクロファイナンス機関「CARD MRI」
CARD MRIはフィリピン全国(14の州とマニラ首都圏)に1,445のオフィスを展開し、フィリピンの貧困層180万人以上の女性に金融サービスを提供し、融 資総額は約149億円、総資産は312億円を越え、99.25%の返済率を誇り、アジアのノーベル賞と言われている「ラモン・マグサイサイ賞」を2008 年に受賞するフィリピン最大のマイクロファイナンス機関。そこで1ヶ月研修でお世話になった。
毎週月曜の朝礼では、フィリピン伝統の民族衣装である”Barong Tagalog”を着用し、フィリピン国家と会社独自の社歌を社員全員で歌う。そのあとは14の機関のCEOがそれぞれ先週の報告、今週の予定、今後のビ ジネスの展開、政治情勢など様々なトピックを話す。
フィリピン人は歌が好きでうまい。Barやレストランだけでなく、カラオケのある家庭も多く、なにかと集まっては歌っている。道歩いてると色々な所から誰かのカラオケが漏れ聞こえてくる。なので朝からでも喉が開いておりわりと本意機に近いかんじでみんな歌っていた。
クライアントを何件かまわった。スタッフの方曰く、200万世帯1000万人いるということで人口の10%はCARDの顧客になるようだ。
on 02/15/2015
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